導入事例CASE STUDY
貝印の機械用刃物がお客様の課題を
解決してきた事例の一部をご紹介します。
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安定した機械稼働で
お客様の課題
- 従来使用していた刃は耐久時間が短い
- 刃先品質にばらつきがあり、切断工程が不安定
貝印の取り組み
炭素繊維複合材(CFRP)の製造工程で、髪の毛のように細い炭素繊維を細かく切断する刃の開発をしました。 耐久時間を長くすること、繊維の切れ残りを防ぐことを目標に開発に取り組み、1年ほど試行錯誤しテストを重ねた結果、耐久時間で当初目標の3倍以上の結果を実現しました。 安定した機械稼働が可能となったことで、コストダウンが実現したと大変ご満足をいただけました。
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CASE.2 ウレタンシート切断刃大手自動車シート用ウレタンフォーム工場 様
滑るように切れる刃の
開発で作業性が向上お客様の課題
- ウレタンを成形する際に発生するバリが、切れ味の悪い刃だと切り取れない
貝印の取り組み
自動車のシートスポンジ製造で発生する、バリ切り用刃物の開発をしました。お客様からのご要望は、ストレスなく最高にスパッと切れる刃を実現すること。 開発段階で、薄く柔らかいウレタンは非常に切りにくい素材であることが判明しました。半年ほど試行錯誤しテストを重ねた末に、刃角度を鋭角にし、さらにフッ素加工を施しました。結果、滑るように切れる刃の開発ができ、作業性が向上したと大変ご満足をいただけました。
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CASE.3 偏光板切断刃大手偏光板製造工場 様
液晶の画質が損なわれない
高耐久刃の開発に成功お客様の課題
- 切断面が画質に影響するため、高品質な刃先が必要
- 高い耐久性を求める
貝印の取り組み
液晶TV、スマートフォン等に使われる偏光板切断のための刃の開発をしました。偏光板は非常に固い素材なため、刃先角度を何度に設定するべきかの検討を重ねました。 また細かなチッピングが製品不良につながるため、高い工程管理も求められました。 結果、液晶の高画質が損なわれない高耐久刃の開発に成功。耐久性ではお客様のご要望をはるかに上回る結果となり、大きなコストダウンにつながりました。
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CASE.4 特殊フィルム切断丸刃大手化学フィルム製造工場 様
高品質な丸刃で製品不良が
減り、大きくコストダウンお客様の課題
- 従来使用していた丸刃は、刃先に細かなチッピングのある刃が混じっていたため、製品に不良が出る
貝印の取り組み
特殊フィルムを巾割りする丸刃の開発をしました。この特殊なフィルムは薄いのですが、切断面では非常に高い品質が求められました。丸刃は全周両面に刃付けをするため、チッピングのないきれいな刃先をつくることが難しい刃です。試行錯誤の結果、切れ味においても優れた高品質な刃先の丸刃が完成しました。 製品不良が減ったことで大きなコストダウンにつながりました。
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CASE.5 大型プリンタ内蔵切断丸刃大手プリンタ機器メーカー 様
研磨精度を高め
紙粉の問題を解決お客様の課題
- 印画紙切断の際に出る紙粉をいかに少なくするか
貝印の取り組み
大型プリンターに内蔵される丸刃の開発をしました。 刃物にとって紙という素材は実にハードな素材です。紙粉の問題だけでなく、刃先への負荷も大きいため、耐久性を出すのが難しい素材なのです。開発に際してはお客様との合同開発プロジェクトチームを作り、試作刃でのテストを繰り返し、開発会議を重ねました。 結果、研磨精度を可能な限り高めた刃が完成し、紙粉の問題を解決しました。
工場での生産工程に使用する刃物のほか、上記のような製品に使用される刃物の製作も行っております。
お客様からのご要望があれば、製品の開発段階から携わることも可能です。
お取引に際しては、NDA(秘密保持契約)等の各種契約書面、サンプル刃物の設計・試作、製品納入に際しての各種書面のご提出にも対応しております。
お問い合わせCONTACT
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